Column & Topics - ROCK / LOUD / METAL
 
 
 
 

【第31回】ギターピックの話

こんにちは、毎度のKazです。
 
暑すぎて大変な事になっております。
僕は冬生まれなので暑いのは本当にダメです。
なのでスタジオとかライブハウスは涼しくて好きです。
まぁ演奏してる方は暑いですけど基本涼しいので、この時期はライブハウスおすすめですね。ビールとかもあるしね。
 
今回は「ギターピックの話」
 
ピックとはギターやベースを弾く時に使う、三角形のアレ。
ロックするなら必須アイテム!
ロック系でピックを使わないのはJEFF BECKぐらいしかすぐ出てこないくらいには、ほぼ皆様お使いになられます。
 
好みやプレイスタイルによって千差万別。
大きく分けて、素材、形、厚さの3種類を組み合わせ、自分にあった物を選んで使います。
  
素材で代表的なものは、セルロース、ポリアセタール、塩ビ、ビニール、ナイロン。
形はピックと聞いて通常イメージされる雫みたいな形の「ティアドロップ」。
おにぎりみたいな三角形の「トライアングル」。
その他。
厚さはミリ表記か、Hardとか書いてあります。
 
 
それぞれ特徴がありまして、例えばセルロースのピックはめっちゃ燃えます。
そしてトライアングル型は投げる時めっちゃ飛びます。
Softのピックは軽いのでさらに飛距離が伸びます。
 
組み合わせると、燃えながら上昇気流に乗ってどこまでも飛んでいきます。
カッコイイ!!
 
ではロック向きかというとそんな事はなくて、柔らかい素材、指で持った場所と弦との距離が長い分のしなりと、Softの薄さで、ギターがシャカシャカした音になります。
エレキギターではちょっと弱くて、本体で音が大きいアコースティックギターとかに向いているかと思います。音が綺麗です。
 
このように物によって出したい音との向き不向きもあります。
 
 
先ほど素材、形、音、と3つの要素を述べましたが、
その中でも基本的に大事なのは、形、厚さだと思います。
これらはテクニックやプレイスタイルによるものが大きいので、結構みんな悩みます。
人間みんな手の大きさ、指の長さが違いますから、沢山使って自分に合ったものが決まっていくように思いますね。
 
あと、今より滑らかにソロを弾きたい、バッキングで重い音出したい、という場合、練習もいいですがピックの形、厚さの違うものを試して見るのも結構おすすめ。
 
素材は持った時に手に馴染むかどうか、という観点な気がします。
もちろん音に特徴はあるんですけど、それも含めて馴染むかどうか。
好みの部分ですね。
 
 
何故今回はこの話題かと言いますと、僕がピックを新調しまして。
この度晴れてDEAN GUITARSのロゴ入りの、オリジナルピックになりました。
ずっと使っていたのとほぼ同じでDEANのロゴ、Vorchaosのロゴ、自分の名前の入った素敵アイテムです。非売品!!
 
 

今までは島村楽器さんのブランドの物を愛用していたのですが、DEANアーティスト!なんつって他のギターブランドのピックを投げたりあげたりする訳にもいかず・・。
DEANのピックは売ってない!
という訳で、作ってもらいましたDEANピック!
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今までと形は一緒で、厚さが微妙に違うのですが、これがなかなか面白い。
 
 
今までピックが弦に当たる反動を利用して弾いている感があったのですが、ちょっと薄いせいか、しっかりコントロールしないといい音が出ない。
それどころか、下手すりゃ弦に当たりすらしない。
 
全く違う厚さならそういうもんだと思って弾くので、ピックが変わったくらいで困りはしないのですが・・・。
微妙な違いは本当に厄介だと再認識。
 
でもこれでギター弾いていたら力加減の発見も多く、なんか色々出来るようになりました。
今までより意識が向いた事でギターもよく弾けるようになったんです!
本当に大助かり、毎日使っています!もう手放せませんね!
 
お申し込みは今すぐ!
 
 
ま、非売品なのでお電話頂いても売れませんけど、これで心おきなくライブ中に投げられます。嬉しい。
 
そんな僕の使うピックを解説します。
まず素材、ULTEM™
 
いきなり馴染みない素材。
説明!!
 
ULTEM™(ウルテム™)の概要. ULTEM™(ウルテム™)は、米国のゼネラル・エレクトリック(GE)社が開発した琥珀色の非晶性スーパーエンプラであるポリエーテルイミド(PEI)の製品名です。
 
うん、よくわからんですね。
まとめると人工的に作られた琥珀色のいい感じの素材的な!
 
形はオーソドックスな「ティアドロップ」。
厚さは1.00mm。
 
選んだ理由は手に馴染むのはもちろん、弦に当てた時の手ごたえがあるので、ギターを弾いてる感がするからですね。
ピッキングの強弱が感じやすいので好きです。
あえて言うならキレ重視なカッティング、6本駆使する弦とびアルペジオ、細かく刻むメタルリフ!がやりやすいです。
要するにVorchaosの曲をやりやすいです。
なお僕は10年以上コレです。
 
 
人によっても全く違う観点からピックを選びますし、QUEENのBrian Mayはもはやピック代わりにコインでギター弾いたりしています。
 
もちろん楽器だけでなく、穴を開けてピアスにネックレスに、ファッションアイテムとしても大活躍!
 
色んな場面で登場するピックにも沢山の種類があります。
プレイヤーはもちろんリスナーの皆様も、沢山の種類からお気に入りの一枚を見つけてくださいね。
 
 
と、今回はここまで!
また次回!
 
 
 
 
【Vorchaos 】
Vorchaos Official Website
KING RECORDS Official Website
 
【レギュラー番組】公開生放送!
レインボータウンエフエム 「A-Line Music Radio」
毎週金曜日22:30~23:00生放送
パーソナリティ:Vorchaos、Amiliyah、IBUKI
 聴き方:パソコン、スマホにて全国どこから聴取可能
1.サイマルラジオ 
2.アプリ「Listen Radio」
3.USTREAMにて映像同時配信 
4.スタジオ前にて観覧可能です。
http://a-linemusic.com/a-linemusicradio/
 
 
【Vorchaos Live Schedule】
 
KINOTO 17th ANNIV. proudly presents
“Bullet Hole In My Heart SP”
2018年8月11日(土)渋谷club乙-kinoto-
OPEN 17:30 START18:00
前売/ ¥2,400 当日/ ¥2,700※D別¥600
Act:大車輪、Sailing Before The Wind、Aload My Tale (仙台)、Vorchaos、INTERAGE、
Moth in Lilac
 
チケット:入場 1→2,3
1.e+ チケット購入
2.乙 店舗取り置き
3.Vorchaos 予約フォーム
 
 
Vorchaos Proudly Presents
“Vortex of KAWASAKI!!”Vol.9
2018年9月2日(日) 川崎セルビアンナイト 
OPEN 16:30 START 17:00
前売3,000円、当日3,500円(D別)
Act:Vorchaos、exist†trace、Unveil Raze、矢島舞依
チケット:入場順1、2並列→3→4
 
1.手売り
2.e+ チケット購入
3.Vorchaos 予約フォーム
4.当日券
 
 
Vorchaos Proudly Presents
“Vortex of KAWASAKI!!”Vol.10
2018年10月8日(月・祝) 川崎セルビアンナイト 
OPEN 16:30 START 17:00
前売3,000円、当日3,500円(D別)
Act:Vorchaos、Unveil Raze、LOKA、INTERAGE、AllS
 
チケット:入場順1、2並列→3→4
 
1.手売り
2.e+ チケット購入
3.Vorchaos 予約フォーム
4.当日券
 
 
 
このほかの予定はオフィシャルサイトをご覧下さい。
 
 

■プロフィール
【Kaz】Vorchaos(ヴォルケイオス)のギターリスト。主に作曲とアレンジ、コンポーザー的役割を担当。2016年よりDEAN GUITARSのオフィシャルアーティストとなる。

【Vorchaos】2017年2月8日にキングレコード/NEXUSレーベルよりメジャーデビュー。メタル、ラウドロックをベースとし、無限の可能性を追求。重さと鋭さを併せ持つ攻撃的なサウンドに、事象の持つ二面性や人間の持つ感情の渦を表現した歌詞を伴い、独自のスタイルを構築している。

【第1回】自己紹介
【第2回】ギターアンプについて
【第3回】日本のギターも素晴らしい
【第4回】バンドマンと楽器プレイヤー
【第5回】久しぶりにCDを買うと・・
【第6回】バンドにとってのワンマンライブ
【第7回】ラウドロックというものについて
【第8回】続けること
【第9回】僕の愛機はDEAN GUITARS。
【第10回】DEAN vs S7G 渋谷バトル!
【第11回】楽器メーカーの想い,プレイヤーの想い
【第12回】メジャーデビュー!&コラム1周年!
【第13回】Vortex が Chaos なんだぜ。
【第14回】Vorchaos的メジャーとインディーズの違い
【第15回】ツアーの醍醐味
【第16回】エフェクターの話
【第17回】ドクターマーチンの話
【第18回】ギターインストの楽しさ
【第19回】アルバムのリリース・ツアーってさ。
【第20回】ベトナムでロックした話
【第21回】その人にしか出せない音という境地
【第22回】岡山でマーティーさんと共演した話
【第23回】やれる時にやっといたほうがいいんだなって話
【第24回】今年もお世話になりましたご挨拶的な
【第25回】今年もよろしくお願いします
【第26回】メジャーデビュー1周年ライブをやったのさ
【第27回】ラジオ番組始まるってね
【第28回】ラジオの話
【第29回】オランダのバンドとツアーした話
【第30回】韓国でメタルした話
【第31回】ギターピックの話
【第32回】再びベトナムでロックした話
【第33回】マイケル・シェンカー・フェストを見た!!
【第34回】岡山—倉敷の話
【第35回】今年のVorchaosは一味違う
【第36回】Vortex of Guitar !!
【第37回】配信ライブをやって